デジタルG編集長日記
2000−10
「♪ダァメェエージうぉををう、なぁぁあくう、そぉうおぉおおー…」ってそんなにキバんなくても。
10月某日
いよいよ今日最終日のシドニーオリンピック、最後の大一番男子マラソンを見る。ところが日本選手3人は中盤でついていけなくなり、ズルズルと後退。結局最高で20位とかそのくらいか? 金と銅はエチオピア、銀はおなじみケニアのワイナイナ。あまりに早く日本人のメダルが消えたんで、途中からソファでウトウトしてしまったよ。
10月某日
ジャナ専の後期スタート。2年生の男の子二人と帰りにお茶しながら、人生相談のような話をされる。今のうちにどんどん悩んで考えて議論し合うべし。脳味噌の皺はそうやって増えていくんだよなあ。
10月某日
テレ東、朝のワイドショーでガッツ石松が捕鯨問題について外国人ジャーナリストと出演してた(笑)。テレ朝さんよお、ガッツってあんた…
10月某日
ジャナ専コミック科2年の講義。今週から月曜2限、つまり朝10時半頃に学校に出勤しなくてはならなくなった。眠い。非常に眠い。こないだの講義は二日酔いだったし、生徒は俺を何だと思うかしらん。
お昼にタバコ仲間(?)の生徒M君とA嬢と話してるうち、腹が減ったので二人を連れてデニーズへ行く。オムライスを食う。二人とも石にかじりついても漫画編集者になる!という意気込み十分で、頼もしい。まぁ先生といっても人の子、熱心な生徒は可愛いものです。
10月某日
体調があまり良くない。といっても特急はいつものことだが、朝の吐き気がちょっとひどく、飯を食う気にもならなかったのと、眩暈がする。一日仕事でモニタを見ているせいか、ストレスのせいか、それら全部が複合してるのか、だれかの陰謀なのかよくわからん。それでも学校へ行きコミック1年の講義、自己紹介をさせるが、今年の子らはガロを読んだことのある子皆無。トホホ感。帰宅して今日初めての飯を食うが体調良くならず、学校に明日の講義は休講にしてくれとFAX。
10月某日
今日はゆっくり寝て休もうと思ったが、朝10時すぎにクライアントのO氏から電話。余談だが彼は秋田出身の元野球青年で、ナイスガイである。新しいWEBの案件の依頼。しかし打ち合わせに夜7時半に半蔵門までいくことになってしまう。体調悪いが贅沢言ってられん。その後昼頃に、別クライアントよりロゴマークのデザインの依頼が入る。金曜に一度電話して、土曜日に打ち合わせることにした。…しかしどうにも体調が悪い。午後は寝室で猫二匹と一緒に寝る。6時頃起きたが回復せずO君に電話を入れ、打ち合わせを伸ばしてもらうことにした。申し訳ないです。いつも、どうやら季節の変わり目に弱いようだ。今日は東京では例年より1ヶ月早い木枯らし1号が吹き、寒い。札幌では初雪が降ったという。
10月某日
朝9時半頃クライアントから電話。今日の11時以降12時までの間に来いという。すぐ起きて、連れと一緒にバス、都営、営団と乗り継いで半蔵門へ。打ち合わせは30分ほどで終わり、昼飯を食おうと近所を探すと、何か日本料理屋のような作りの支那そば屋があったので、入ってみることに。この時点で11時50分くらいで、それでもけっこう客がおり、待ってる間にほぼ満席になる。相席にさせられた。これは、と期待しているとゆかりご飯が軽く一膳と、支那そばが先に来た。スープを一口、けっこうイケる。あっさり醤油味だが、ダシがいい。しかしスープの上面に少しラー油がたらしてあるのは減点。麺はゆるやかなちぢれ麺、舌ざわりはツルツル。麺はまあ並、か。それでもシンプルでまあおいしいラーメンだった。これで値段が550円というなら二十丸だが。連れはあんかけ揚げ麺。味が濃くなかなかうまいと言っていた。
電車で神保町へ行き、神田伯剌西爾。俺はアイスオーレだったが、連れにはうまいからとあったかいコーヒーにアイスクリームというカフェスラブを勧める。ずいぶん前、まだ長井さんが存命で、神保町の材木屋の二階に青林堂があった頃に一度飲んだ記憶がある。神田伯剌西爾のコーヒーはうまい。その後靖国通りの古本屋を覗いたあと帰宅。
10月某日
朝から雨。今朝も早くから隣家の工事の騒音で起こされる。今朝はいつもの工事の音というより工事業者のデカ声があまりにうるさく、窓を開けて下をみると作業員が携帯でひどい訛りのデカ声でしゃべっているのが見えたので、「うるせえぞ!」と怒鳴ったら、こっちを見上げて睨み、奥の方へ消えていった。全くどこまで図に乗るんだ、大人しくしてると思いやがって。
その後ジャナ専へ。今日は2年生の個人面談を個別ではなく、敢えて全員の前で行う。進路が変更になった子も多いが、しょうがないだろう。向き不向きがあるし、それに早く気がついた方がいいし。実習誌の方は編集長のA嬢が休んだため、結局今日も作業が思ったように進まない。仕方がないので、上がった原稿を全て集め、作業が残ってる子には今日で終わらせるようにして、あとは3時頃に帰してやる。遅れたI君が版下作業、Y君とK君、I嬢がPCでの作業があるので実習校舎へ行ってる間、M君と廊下で1時間ほどいろいろ話す。彼は四大卒後に編集になりたくて入学し直し、新聞配達をしながら通っているガッツのあるいい子なんで、何とか就職してもらいたいな、と思う。その後4時すぎたので、原稿を集めたら講師室に置くように言いつけて、池袋へ向かう。凄い雨。日本シリーズちょっと見て気がつくと巨人が勝っていた。
10月某日
やまだ紫オリジナル猫ラベルワインの見本が昨日届いたので、昼に三脚で撮影する。曇天なので絞りを抑え気味にしてレリーズを使う。
夜はサッカー日本代表、アジアカップ準決勝で中国戦。その前の試合で韓国がサウジに1-2で負けたため、勝った方がサウジと決勝だ。日本はもちろん勝ってほしいわけで、決勝で韓国と当たるよりは予選リーグで勝っているサウジでよかった。韓国は何せ今大会調子悪いとはいえ、イルボン相手だと目の色が変わり、別な力を出すからなあ(笑)。前半先制点を森嶋のヘッドかと思ったら相手のオウンで20分頃にいい形で奪った。楽勝かと思ってたら、中国は体も大きく当たり負けしない。日本の中盤がモタついている間にインターセプトし、中盤からロングボールを蹴りこんで…という形。マズいな、と思ってたら同点にされる。後半も2点目を取られ、こりゃアカンかも、と思ったら日本の猛反撃開始。結局3-2で辛勝、決勝進出が決まった。それにしてもオリンピック代表世代…俊輔、高原、稲本、明神らはいい。フル代表、強くなったなぁと感嘆。この試合もベテラン名波が守備に攻撃に、いい味を出していたし。完全に日本代表は生まれ変わったようだ。このアジア大会は毎試合失点してるのが気になるが、とにかく強い、という印象。
10月某日
夜1時過ぎからサッカー、サウジと決勝。前半森岡がいきなり相手FWを自軍PA内で引っ張り、なんとPK、ところが相手が外してホッとする。その後ほとんど日本側の猛攻で、俊輔のFKから西岡・高原がおとりのジャンプ、その横から望月がヘッドで押し込み1点先取。後半、19歳の若手FWを投入した後のサウジはものすごい攻撃を見せ、川口のファインセーブが連続で命拾い。3-1で負けても全然おかしくない試合だったが、何とかしのぎきってアジアカップ二回目の金メダル。何だかんだで見終わったら4時近く。
朝ほとんど寝たのか寝ないのかという朦朧とした状態で、9時に目覚ましでフラフラと起き上がる。ほとんど夢遊病状態で電車-バスで学校へ。教室には8人しかいない。半分じゃん。なので何かおもしろい話でもしようか、みたいなことになったが、途中で編集長A嬢が出てきたので作業再開、午後からは作業が遅れている某女生徒の言い訳が皆の顰蹙を買い、ガス抜きをしないとヤバくなってきたので、PC教室で作業をさせていたその子を呼び戻し、皆で表紙が遅れたことなど、原因をはっきり皆の前で認識させる。といっても、皆はそれなりにヒステリックにならず、ちゃんと論理的に悪いところは悪いと注意してくれて安心。途中、I嬢がIllustratorの作業で悲鳴を上げているので、助けに行く。フォント情報がどうしても残っていて苦労したが、何とか悪戦苦闘の末孤立点を発見、取り去ってeps化。I嬢は心底ホッとして喜んでいた。途中目を赤くした件の女生徒が戻ってきたが、平然とした風ではあった。偉いのは煮え繰り返っているであろう裁判官役を任せたO嬢がちゃんと作業を教えにつきそってきたことだ。そのままI嬢と本校舎に戻り、残ってた皆と今回のことなどちょっと話し合って、ちょうど4限終了となる。
帰宅するとクライアントのHさんからメールがあり、こちらの作成したWEBの見積フォームにミスがあるとクレーム。それは実はこちらのミスではなく、説明のレスをしといたのだが、とにかく直せの一点張り。けっこう強い調子で「どうなってんの」みたいな感じだったが、どうやら俺がすぐに返した事情説明のメールを読んでないらしい。ともかく事情を説明し、cgi経由のHTMLを作り変えてアップ。