デジタルG編集長日記
2003−7

辻本清美議員逮捕。今度はSorry!Sorry!ってか。
7月某日
手長エビ。見づらいけど。 「清竜丸」のマスターの友人Mさんが荒川で手長エビをどっさり釣ったので分けてくれるというので、マスターがわざわざ持ってきてくれる。数年前に蓮根にいた頃に水槽で飼っていたのより倍以上でかい。とりあえず風呂の浴槽に放すが、数も10匹近いし、オスは手長の名の通り長い腕を伸ばしながら凄い勢いで駆け回っている。連れとホームセンターに出かけて、早速水槽を買ってきて入れようとするが、どう見ても水槽が小さく、エビを全部入れると過密状態になってしまった。水草など、メスが隠れるところも作ってやらにゃあなあ、なんて話していたが、エビは見ていて飽きない。
7月某日
 連れとお世話になったメディアフロントの鈴木隆さんと「清竜丸」で飲む。昨今の出版業界の話など。ここのところ調子が悪く、家に帰ってから布団に入った後、枕元のゴミ箱に大量に吐く。吐いたらすっきりしたのでグウグウ寝る。
7月某日
 朝一度起きるが、昨晩から引き続いて調子悪し。ていうか二日酔いか? で一旦連れも起きてきた後二人でTVなど見るが俺はまた布団へ入って寝る。連れのお姉さんから電話があり、お母さんからメロンを預かったから届けてくれるとのこと。俺はそのままぐっすり寝てしまうが、お姉さんが10時過ぎに来た後少し具合が回復したので起きる。よく考えたら今日は某クライアントさんの事務所にプログラマのK君と出かける予定。結局どちらにせよ出かけねばならないわけで、であれば一緒に出た方がいいやと支度をして、三人で近所の蕎麦屋へ。二人は巣鴨の熱帯魚屋へ行こうということになったので、俺はそばを食うと少しまたさらに回復したので、一緒にバス停からバスに乗って大和町、地下鉄に乗り換えて本町から巣鴨へ。
 小雨が霧雨のように降る中をそぞろ歩いて高岩寺にお参りして、小物屋なんかを見て喫茶店で一服。お姉さんは喫茶店を出ると店先に小さな猫がいる小物屋を見たいというので付き合う。二人が小物を買ったら、福引券を貰った。お姉さんは福引の抽選所で2回ボタンを押せと言われるがままにボタンを押すと、モニタの中で花火が打ちあがり、何と特賞に当選。皆で驚く。特賞は100円玉のつかみ取りで、お姉さんはエイヤと7100円もつかみ取る。それは地蔵通り商店街の商品券でもらった。で別の小物見たり、熱帯魚屋で水草やらいろいろ買う。その頃にはもう4時近かったので、俺だけそこで別れて、都電で新庚申塚から面影橋へ。面影橋からデニーズまで歩いてK君と合流、1時間ちょっと時間を潰す。その後クライアントさんの事務所でパソの調子やソフトの様子を見たりして、帰りになると7時頃。池袋で下ろしてもらい、西口でとんかつ定食を食う。食欲はあり、とんかつ食いたい! と思っておいしく食えたくらいだから、この不快感、めまいと頭痛は単なる二日酔いではなかったらしい。
7月某日
 相変わらず眩暈・頭痛、というか頚部より上の不快感が依然続くので、学校を連日休んだ。さすがに心配になったので、懇意にしていただいている高島平医師会病院・名誉院長の勝呂先生に連れがメールしてくれ、この日1時から診察を受けることになった。支度してバスででかける。例によって1時半頃まで待たされ、一度勝呂先生の問診を受ける。
 最初血圧を測ると右で上が102と低い。あれ、というので左で測っても105。聴診器で胸や背中を診てもらうが、心臓も肺も異常ないようだということ。その後血液検査と尿検査を受けに2階へ。検査結果が出る間に今度は頭部CT検査。台の上に寝かされ、機械に入ろうというところでポケットからチャリンチャリンとスロットのコインが2,3枚出てきて赤っ恥。CTは5分ほどで終わり、外で待たされてると5分ほどでフィルムが上がったのでそれを持って血液検査のところへ行き、預かってもらって1Fの受付前にいた三津子と合流して外の喫煙コーナーで一服。むし暑く、一服しただけで中に戻り、血液検査の室内で本を読んで待つ。2時45分頃になって結果が出たので、CTのフィルムと一緒に渡されて内科受付に渡し、20分ほど待たされて診察室へ。去年9月に検査したときに比べると相変わらず血圧が低いのと、コレステロール値、それも善玉の方が若干少ないと言われる。また肝臓のγ-GDPが前の時は平常だったのに、今回は若干高め。去年の年末から半年以上、ほとんど休みなく毎日酒飲んできたからだろう。とにかくCTの結果は専門の先生に見てもらうけれども、取り立てて異常は見つからないということ。勝呂先生はいろいろ親切にアドバイスをして下さり、めまいに関してはとりあえず薬を出してくれた。  しかし何年前だったか、CTを撮ってもらったときには医師から「ずいぶん脳みそがたくさん詰まってますねえ」と変な感心をされたものだが、今回はその時より気のせいか脳が萎縮しているように見受けられた。記憶力の減退、言語能力の衰えなどが自覚症状としてあるので、ボケないか心配。
 病院で会計をして出ると3時半ころ。霧雨みたいな雨が降っていたが、連れが持ってきていた日傘に二人で入って薬局へ行き、薬を貰って団地下のマーケットで勝呂先生に「食べた方がいい」と言われたたらこを買い、おかゆ用に塩ジャケ、惣菜の玉子焼きなどを買って、団地並びの昔行った中華屋へ行く。この途中で雨は激しくなり、小さな日傘では肩がズブ濡れ。何とか店に入って、俺は半チャーハンとラーメンセット、連れはかたヤキソバ。チャーハンは油っこいもののまぁまぁで、しょうゆラーメンはなかなかの美味。何も食ってなかったので舌鼓を打ってると、連れが「アッ」といって箸を置いてやきそばを見ているので見ると、「虫」というからよく見たら小さなゴキブリが腹を出してやきそばのアンの中に混じっていた。どうしてこういうことが多いのかねえ、と言いつつ俺の半チャーハンを連れにあげて、ラーメンの残りも分け合って食べて、会計を終えた後に店員のおばちゃんに「虫入ってたよ」と箸でひっくりかえして見せる。おばちゃんは「じゃあお金いいですよ」と追っかけてきたが、「そういうつもりで言ったんじゃないから」と言って受取らずに出る。
 雨は小降りになって晴れてきたので、そのまま歩いて高島平中央病院前のBOOKOFFへ入る。ここで俺は新書一冊と、マイケル・ムーアの探してた本などを買う。連れも3,4冊買うが、全部で1500円ちょっと。本一冊分の値段だ。外を見るとさっきまで晴れかかってたのにまた豪雨。様子見ようとするが晴れる気配もないので、そのまま傘さして西台駅前のタクシー乗り場へ行き、帰宅。夜は異常がなかったので安心して(?)ビール飲み、もらった薬を飲んで寝る。
7月某日
 薬のせいなのか、1時頃寝たのに朝方一度トイレに起きた後も寝続け、起きたのは2時。12時間以上も寝てしまう。眩暈というか頭痛というか、とにかく頭の不快感はどこかしら残っていて、食欲もない。
7月某日
 ここ数日でだいぶ調子も良くなってきた。ある版元さんのサイトを構築することになったので書籍のデータベースの作成に入るが、内容紹介に細かく版元さんから直しが入る。作業をしていると、4時前くらいにNTTより連絡があり、8月の1日にモデムが届き、5日にはADSLが開通するとのこと。こないだBICCAMERAでフレッツADSLを申し込んだところ一ヶ月くらいかかるのではと言われたのだが、予想外に早かった。しかし逆に収容局(志村)から調べてもらったら3.7キロも離れてるので、速度は今回申し込んだモア2の20mbpsどころか、2,3メガ出ればいいところだという。それじゃあモア2申し込んでも意味ないじゃんと言うと、それでも3ヶ月分タダになるから、同じかちょっとお得ですとのこと。あとはモデムからPCにつなぐハブやLANボードを買っておかねば。
7月某日
 連れと代々木の日本青年館で行われるロシアの猫サーカスを見に行く日だったので、池袋まで出てADSL用のルータ、USB接続のLANアダプタ、100Base-Tのケーブルなどをビックカメラで買って、代々木へ。会場は6時だったが、5分くらい前に着いた。ロシア人もいっぱいいる。本公演前のプレビュー公演なので客は少なめ。連れが原稿を執筆した「ねこ新聞」からいただいた招待状のはがきを持って列に並ぼうとすると、それを見た女のお客さんが「上でチケットと代えてくれますよ」と教えてくれたので、階段をエッチラと上がってチケット2枚に換えて貰って、また下に降りて並ぶ。会場に入ると手前のロビーに車椅子の人がいたので、連れが「あれ原口さんじゃない?」といって声をかけるとやはりそうだったので、連れが「やまだ紫です」と挨拶。ねこ新聞編集長の原口さんと傍らに奥さんがおり、息子さんらしい青年が車椅子を後から支えていた。名刺を奥さんに渡して挨拶をするとカメラマンが写真を撮っており、やまだ紫と聞くと原口さんと一緒に撮らせてくれというので並ばせる。俺は引いていたが、一緒に映れというので撮ってもらう。その後チケットの席を見つつ会場に入ると、何と前から3列目のど真ん中でビックリ。ステージもすぐそこ。会場は前の方が日本人の招待客、後ろの方はロシア人の招待客という感じで、プレビューゆえか2階席は無人。日本人とロシア人の席の間には報道なのかカメラやTVカメラの人たちが数人いた。
 6時半を少し廻ったところで「団長」のククラチョフ氏がピエロ姿で登場。コミカルな踊りで手拍子を要求して笑いを誘う。そのうち大きな画板を取り出し、会場を見渡すと俺の方を見て立て、という。スポットライトが頭上にあたる。俺じゃないよな、と思って隣の女性の顔を見ているとククラチョフ氏が再度俺だ、というのでしょうがなく立ち上がる。どうやら俺の似顔絵を描いているようで、しばらくして書き上げたのをはがして皆に見せると、落書き程度のもの、しかしデカい。俺の顔を後ろむいて皆に見せろというので振り向くと皆に笑われる。ヒゲにサングラスと特徴がありすぎる顔だから選ばれたのだろう。次にはハゲて真っ白なあごひげを長く垂らした老人を指名して立たせ、やはり似顔絵。これも特徴ありすぎる人。その後ジャグリングや軽いギャグなどを交えつつ、ストーリー仕立ての猫サーカス。サーカスといっても通常の動物たちのサーカスのような派手な演技はないものの、こちらは猫を飼っているからわかるのだが、驚嘆すべきものだった。だいたいよく観衆の前で怯えもせず逃げもしないものだ。そもそも猫が言うことを聞くだけで凄いんだから。会場では猫が演技するたびに驚嘆と可愛いという歓声が沸くのだが、猫好きというのは猫が出てきただけでワーだのオウだのキャーだの言ってしょうがないもんだ。もちろん自分もその中の一人だけど。だいたい自分ちでふだん猫と日常暮らしているのに、道端でノラに会おうものなら「チュッチュッ」とか言って来るまで呼ぶし、路地に逃げこめば奥を覗き込むし。最近は携帯で写真撮ったりまでするし。猫バカ、か。この公演でも最初に別に演技でも何でもなくステージのソデから猫がタターッと走り出て反対側に消えただけで観客は大歓声。ただ猫が走り過ぎただけで。猫バカ、だ。猫サーカスというのは猫好きにとっては実際の猫がステージに出てくるだけですでにOKという側面は確かにある。その上で、車を押す猫、高いポールの上に登って命令されると肩や背中に飛び降りて来る猫、二本の棒を腕で渡ったり、掌の上で逆立ちしたりと、もう猫を知る人なら信じられない光景が次々に展開される。そもそも「ここにいなさい」と指定した場所にいさせるだけでも、ほとんどの猫が不可能だというのに、これは凄い。
 休憩を挟んでたっぷり2時間。最後は子供たちをステージ前に集めて、猫に演技を覚えさせるコツを伝授。といっても、「強制させてはいけない」「猫がどんな行動をするかよく見て、その特徴部分を伸ばす」など、聞いても実現不可能。ククラチョフさんだから出来るのだろう。関係ないが同じ列の俺の左には二人の男女がおり、その左にはタレントの高見恭子が息子を連れて来ていた。息子ちょっとうるさかったし。ロビーに出ると原口さんが加藤剛と記念撮影のところだったので、目礼だけして失礼する。キャットフードとドッグフードの小さなサンプルの袋を貰って会場を出て、帰宅。
7月某日
 まったく梅雨が明けない。曇天続きで気分も晴れない。朝は5時過ぎに目が覚めて、PC作業。その後連れが起きてきて、俺はカップヌードルを食って入れ違いに寝直す。11時頃起きると連れがおかゆを作ると言って台所へ立ったが、しばらくすると「うわぁ!」と悲鳴を上げた。何だというと、ガス台の魚焼きの受け皿にウジがわいているという。しょうがないので俺が取り出して洗剤で洗う。細長いショウジョウバエの小さなウジがいっぱいいた。家に小蠅が多いのは巣窟がここだったからか。ウジを見た以上おかゆはとても食えない(笑)というので、エッグマフィンを作ってもらってMLBを見ながら二人で食う。
 ヤンキース対エンジェルス、初回打者一巡でヤンキースが4点先取。これで試合は決まったようなもの、と思ったら。その後は締まった展開。松井は2安打した後ソロHR(ようやく今月2本目の11号)を放ち、あと三塁打を打てばサイクルという猛打賞。(もっとも猛打賞というのはメジャーにはなく2本以上はマルチヒットというだけ)明日は長野から連れの友達のSさんが泊まりに来るので、連れの仕事部屋に布団を敷くべく掃除。服やら仕分けして洗ったり片付けたり、掃除機をかけて部屋の中を整理して布団を敷いたり、ゴミを出したりいろいろやって二人共くたびれ果てる。それでも夕方にはほぼ終わったので、二人でシャワーを順番に浴びる。
 ゴミを出しに行くついでにポストを見ると、福満茂之さんから単行本が届いていた。彼は俺がガロで連載していた4コマGAROで一時期「柔道男」シリーズで連続大将を取った人で、その当時から「漫画を描くべき」とよく誌面でも個人的にも勧めていたのだが、その後あの混乱期のガロでデビューし、ガロがおかしくなった後はアックスに場を移して単行本になったというわけだ。今回の単行本に関してもそこに至る道筋にしても、俺は全く何もしていないし、関与もしていない。なのに4コマをやってたというだけでこうして本を送っていただけることには本当に感謝。もちろんいい作品揃いなのだが、ガロでデビュー作を見た当時からしばらく見ていて、福満さんには本当に描きたいものが他にあるはず、とまたも思ってしまった。思い切り、描きたいことが、別に。違うかな。見当違いだったら申し訳ないけれど。今回の作品も、きっと文春で中条何とかというインテリの学者さんがアレコレ難しいことを並べて誉めちぎるんだろうな。アカデミックなところにいながら、「ボクは漫画にも理解のあるナイスな知識人なんだぜ」ってか。福満さんには、思い切りエロ漫画を描いて、そんなアレコレ理屈を並べる頭でっかちのお利口ちゃんに叩きつけてもらいたい。無理だろうけど。
7月某日
 連れは長野から来るデザイン学校時代の友人だというS子さんと待ち合わせているため、お昼前に新宿へ出かけた。俺はちょっと仕事をして、坂上へ行く。支払いその他の用事を済ませて時間がまだあるのでパチンコでもやるかと思ってると連れからメールがあり、一回家に帰ったというが、こっちは出てしまったというと、時間を決めて清竜丸で落ち合うということになった。俺はパチンコ全然ダメだったのでそのまま清竜丸まで行く。奥座敷に二人とも到着しており、挨拶して同席する。二人は日中落ち合った後、サンシャイン水族館行ったりいろいろ歩き回って疲れたと言っていた。3人で刺身食っていろいろ話してると、カウンタに常連客のHさんが一人で寂しそうにしてたので、S子さんはカラオケがやりたいと来る前から言ってたので、Hさんも誘う。店が終わる前に先に4人でいつものスナックへ行き、歌ってると勝ちゃんとマスターも来る。楽しく歌って遊んで、途中女性陣は連れとS子さんが疲れたので先に帰ると言い、勝ちゃんもそれを機に先に帰るというので、俺ら男三人だけで歌も歌わずに閉店までバカ話をして帰宅。帰ると二人は寝ているでもなく、起きてしゃべっていた。俺も一旦落ち着くが、すぐ先に寝てしまった。
7月某日
 いただいた手長エビは数日後から少しづつ死にはじめ、とうとう全部死んでしまった。何がいけないのかさっぱりわからない。ストレスに弱い生き物ゆえ、最初に水槽が過密になったのがいけなかったのは解るのだが、その後オスメス2匹づつまで減った状態からしばらくは平和そうだったのに残念。エビが死滅した水槽の中では、水草に混入していたと思われる田螺が日に日に巨大になっていく。

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